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乳がん検診のすすめ(マンモグラフィが有効!)

日本では乳がんの発生率、死亡率とも急増しています。乳がんの早期発見のために有効なのがマンモグラフィを使った検診です。

マンモグラフィとは?

乳房のX線検査です。プラスチックの板で乳房をはさんで圧迫し撮影します。視診・触診ではわからないような乳がんを見つけることができます。また、視診・触診では時に見落としがありますが、マンモグラフィでは正確な診断が可能です。
撮影時に乳房をはさむので痛いのが欠点ですが、圧迫している時間は数十秒です。

X線の被ばく線量は少ないので、1〜2年に1回程度の撮影なら問題ありません。
日本乳癌学会のガイドラインでは、2年に1回のマンモグラフィを勧めています。

何歳から受診したらいいの?

乳がん検診は30歳以上からですが、マンモグラフィは閉経後の女性に特に有効なので、50歳以上の方にマンモグラフィをおこなう市町村が多いようです。ただし、日本では40歳代の乳がん発生率が高いので、40歳以上にマンモグラフィをおこなう動きが広がってきています。

30歳代の方には、視診・触診に加えて、超音波検査(エコー検査)が有効のようです。

精密検査が必要といわれたら?

これまでのデータでは、マンモグラフィ検診をおこなうと、1000人に50人の割合で精密検査が必要になり、精密検査を受けた50人の中で乳がんと 診断さ れるのは2人弱です。したがって、精密検査が必要といわれても過度に心配する必要はありませんが、精密検査は必ず受けたほうがよいでしょう。

精密検査としては、マンモグラフィの再検査、超音波検査、必要により細胞診や組織診がおこなわれます。