千葉県高次脳機能障害支援拠点機関
高次脳機能障害支援拠点機関
高次脳機能障害の方々とその家族や関係者の方々のための専門的相談支援を行う機関です。
(令和2年度より、香取海匝圏域の支援拠点機関として、新たに指定を受けました。)
高次脳機能障害とは
病気や事故の後遺症としてみられる障害です。
「物事に集中できなくなった」「忘れっぽくなった」「やる気がなくなり、ボーっとするようになった」「怒りっぽくなった」といった症状のために、それまで出来ていたことができなくなり、日常生活がしづらくなります。
一見してわかりにくく『見えない障害』とも言われています
- 高次脳機能障害の原因
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、脳炎、低酸素脳症、脳腫瘍、交通事故や転倒転落などによる脳挫傷・びまん性軸索損傷・硬膜下血腫 など
事業内容
千葉県高次脳機能障害及びその関連障害に関する支援普及事業実施要領に基づき、地域支援拠点期間として、高次脳機能障害に対する専門的な相談支援を行うための支援コーディネーターを配置し、以下の事業を行います。
- *主な対象地域:海匝障害保健福祉圏域(旭市、銚子市、匝瑳市)及び香取障害保健福祉圏域(香取市、神崎町、多古町、東庄町)
- 相談支援事業
- 支援を必要とする高次脳機能障害者の社会復帰のための相談支援、地域の関係機関との調整等を行います。
- 普及・啓発事業
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高次脳機能障害の正しい理解を普及促進するため、地域の実態の把握、関係機関の連携確保、事業の実施状況の分析、効果的な支援手法、普及啓発方法等について、総合的な検討を行います。
また、講演やシンポジウムの開催や普及・啓発活動を行います。 - 研修事業
- 市町村職員、支援拠点機関職員、福祉事業者等に対し、高次脳機能障害の支援手法等に関する研修や関係者の資質の向上や支援体制の確立を図ります。
相談窓口
下記のような方々からのご相談をお受けしています。
- 脳の気質的病変の原因となる事故による受傷や疾病の発生の事実が確認されている方
- 現在日常生活または社会生活に制約があり、その主たる原因が記憶障害、注意障害、逐行機能障害、社会的行動障害などの認知障害である方
- 上記の人たちを支援する方々または家族・関係機関の方
問い合わせ先
地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院
〒289-2511 千葉県旭市イー1326
担当部署:リハビリテーション科
電話:0479-63-8111