50回生が統合実習の開始前に演習を行いました。
病室を想定し、学生が看護師役、教員が患者役となって
看護技術・患者様への対応等を確認します。
...誰が看護師役になるかは演習直前に指名されるので、学生は少し緊張気味です
...なぜ点滴をするのか、アラームが鳴ってしまうのはなぜか、一つひとつ確認している様子です
(他の学生は後ろで演習を観察・記録します)
前回の実習は、看護師さんに付いて患者さんへのケアをただ側で見ているだけでしたが、今回の基礎看護学???の実習では直接患者さんにふれあい、ケアをしてきました。学校での技術面に対する勉強では、まだ若く皆健康な人達に対してのケアでしたが、実際の病棟では高齢者の患者が多く、ケアにとまどいました。実習は、まず清拭(せいしき:体をふくこと)から始まりました。実習が始まったばかりの頃は、汚物を見るのがとても苦手で積極的に行動に移せませんでした。しかしこの実習がきっかけで、自分の普段の生活と患者さんの生活を照らし合わせながら生活し始めました。自分が排泄したら...排便したら...と考えると、患者さんたちにも「もっと丁寧に清拭しよう」と思い始め、その時から積極的に清拭を行っています。清拭時、ある患者さんに「いつもありがとう、ごめんね」と言われました。実習が始まってまだ7日ですが、看護師という職はすごく大変ですが、本当にやりがいのある職業だな、と実感しました。