承認施設基準など
令和6年度 総合病院国保旭中央病院指標
- 病院指標1)年齢階級別退院患者数
- 病院指標2)診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 病院指標3)初発の5大癌のUICC病期分類ならびに再発患者数
- 病院指標4)成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 病院指標5)脳梗塞の患者数等
- 病院指標6)診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 病院指標7)その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
- 医療の質指標1)リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
- 医療の質指標2)血液培養2セット実施率
- 医療の質指標3)広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
- 医療の質指標4)転倒・転落発生率
- 医療の質指標5)転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
- 医療の質指標6)手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- 医療の質指標7)d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
- 医療の質指標8)65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
- 医療の質指標9)身体的拘束の実施率
病院指標1)年齢階級別退院患者数
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年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 1,080 | 309 | 304 | 604 | 896 | 1,578 | 3,098 | 5,872 | 3,956 | 1,010 |
解説: 当院では新生児から高齢者まであらゆる年齢に対応しており、70歳以上の患者が58%と半数以上を占め、年々高齢者の患者数割合が増加しています。
病院指標2)診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
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内科:診療科コード10
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし | 696 | 2.95 | 4.18 | 0.0% | 72.6 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 578 | 6.93 | 8.88 | 4.2% | 76.2 | |
050170xx03000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 282 | 3.48 | 5.15 | 1.4% | 75.5 | |
050070xx03x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし | 223 | 3.96 | 4.47 | 0.0% | 68.1 | |
050030xx03000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 178 | 8.12 | 11.37 | 1.7% | 71.4 |
解説: 当院内科ではあらゆる疾患に対応しています。その中でも胆管炎に対する内視鏡的手術、虚血性心疾患に対するカテーテル検査・治療、頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術、末梢動脈に対するカテーテル治療の患者さんが多く入院されています。この他にも脳梗塞、心不全、肺炎、悪性腫瘍に対する化学療法、悪性リンパ腫の患者さん等、あらゆる疾患の患者さんが入院されています。
小児科:診療科コード100
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
180030xxxxxx0x | その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 なし | 146 | 5.62 | 8.02 | 0.0% | 2.8 | |
040100xxxxx00xx | 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 54 | 6.28 | 6.38 | 0.0% | 5.9 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし | 36 | 4.14 | 5.55 | 0.0% | 4.6 | |
0400801199x0xx | 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし | 31 | 5.10 | 5.61 | 0.0% | 4.7 | |
150040xxxxx0xx | 熱性けいれん 手術・処置等2 なし | 28 | 4.64 | 3.51 | 0.0% | 2.8 | |
080270xxxx1xxxx | 食物アレルギー 小児食物アレルギー負荷検査し | 28 | 1.11 | 2.10 | 0.0% | 3.4 |
解説:当院は24時間応需の救命救急センターを備えているため、小児入院患者の半数以上が時間外の救急外来から入院する急性疾患の患者さんです。また、周産期センター新生児科に入院歴のある小児や通院中の重症心身障害児が少なくないため、肺炎や喘息では基礎疾患を有する重症度の高い症例が比較的多いのが特徴です。
外科:診療科コード110
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060335xx0200xx | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 200 | 5.15 | 7.05 | 0.0% | 65.3 | |
060160x001xxxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 193 | 2.44 | 4.54 | 0.5% | 70.0 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 141 | 8.23 | 9.08 | 0.7% | 69.6 | |
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし | 118 | 9.06 | 9.77 | 0.0% | 66.6 | |
040040xx02x0xx | 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2 なし | 104 | 13.56 | 9.82 | 0.0% | 71.3 |
解説: 消化器外科(食道・胃・大腸外科・肝胆膵外科)・血管外科・呼吸器外科・乳腺外科・甲状腺外科とほとんどの外科疾患に対応しており、中でも胆石の手術は、ほぼ全例腹腔鏡下に行われています。近年は肺癌の手術件数も増えています。また、腸閉塞などの救急患者も数多く診療しています。
整形外科:診療科コード120
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx02xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 220 | 25.70 | 25.29 | 52.7% | 80.4 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 59 | 18.78 | 18.76 | 1.7% | 67.3 | |
070343xx01x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし | 34 | 19.29 | 19.60 | 14.7% | 69.8 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 32 | 21.44 | 21.38 | 9.4% | 73.3 | |
160720xx01xxxx | 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 | 22 | 12.00 | 14.04 | 4.5% | 67.9 |
解説: 高齢者の大腿骨近位部骨折の患者さんは、早期リハビリテーションの開始と静脈血栓塞栓症の予防のため、骨接合術に関しては可及的に早期(可能であれば当日)の手術を行っています。人工股関節置換術では手術侵襲の少ない前方アプローチでの手術を行っています。また高齢者も多く在院日数も長期化してしまうため、早期リハビリテーションの開始と退院支援に取組んでいます。脊柱管狭窄症に関しては、強固で低侵襲な固定術を行っています。
形成外科:診療科コード130
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070010xx970xxxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術・処置等1なし | 41 | 4.49 | 4.65 | 0.0% | 51.9 | |
020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 手術あり 処置2なし | 30 | 2.17 | 2.74 | 0.0% | 71.4 | |
070071xx97xxxx | 骨髄炎(上肢以外) 手術あり | 20 | 38.65 | 33.46 | 15.0% | 66.7 | |
020320xx97xxxx | 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり | 15 | 2.27 | 3.08 | 0.0% | 54.9 | |
050170xx0320xx | 閉塞性動脈疾患 四肢の血管拡張術・血栓除去術等 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの) その他の場合等 処置2なし | 11 | 61.55 | 51.19 | 36.4% | 70.3 |
解説: 形成外科では外傷の対応や皮膚・皮下腫瘍の切除、糖尿病による足病変の治療、褥瘡の手術治療などを行っています。特にマイクロサージャリーを駆使して、遊離皮弁移植術など専門性の高い治療を行うことができます。
脳神経外科:診療科コード150
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 144 | 5.80 | 9.83 | 11.1% | 79.5 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 75 | 26.04 | 18.68 | 41.3% | 69.1 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 58 | 9.12 | 7.99 | 12.1% | 69.9 | |
010040x199x0xx | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2 なし | 47 | 23.55 | 22.21 | 34.0% | 78.3 | |
010070xx02x2xx | 脳血管障害 経皮的頸動脈ステント留置術 手術・処置等2 2あり | 33 | 9.45 | 10.91 | 3.0% | 75.1 |
解説: 脳出血は早期(入院翌日)からリハビリテーションを開始し、自宅退院か回復期病棟へ転院しています。最近、高齢者の転倒事故が多くなり、経過観察入院が増加しています。
心臓血管外科:診療科コード170
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050080xx0101xx | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり | 17 | 20.24 | 20.84 | 0.0% | 61.2 | |
050163xx01x1xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2 1あり | - | - | 27.01 | - | - | |
050161xx01x1xxx | 大動脈解離 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2 1あり | - | - | 29.35 | - | - | |
050030xx02x1xx | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 冠動脈、大動脈バイパス移植術等 手術・処置等2 1あり | - | - | 27.94 | - | - | |
050163xx03x1xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 1あり | - | - | 14.96 | - | - |
解説: 当科は千葉県東部唯一の循環器病センターとして、循環器内科と密接に連携し、成人循環器疾患全般の診療を行っています。循環器内科にて手術適応と判断された心不全、心臓弁膜症、虚血性心疾患の患者さんが多く入院されています。
※患者数10件未満は非表示
※患者数10件未満は非表示
眼科:診療科コード230
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 246 | 2.09 | 2.49 | 0.0% | 75.4 | |
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 手術あり 片眼 | 16 | 3.63 | 4.83 | 0.0% | 72.1 | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし | 15 | 5.33 | 5.47 | 0.0% | 73.4 | |
020220xx97xxx0 | 緑内障 その他の手術あり 片眼 | 14 | 2.36 | 4.52 | 0.0% | 73.93 | |
020160xx97xxx0 | 網膜剥離 手術あり 片眼 | - | - | 7.53 | - | - | |
020200xx9700xx | 黄斑、後極変性 手術あり 処置1なし 処置2なし | - | - | 5.58 | - | - |
解説:紹介患者さんを多く受け入れ、眼科領域全般における治療、手術を行っています。白内障手術、網膜症手術、緑内障手術、眼表面手術などの手術に対応しています。多彩な手術を選択施行していますが、白内障手術では特に過熟白内障や緑内障・糖尿病などの合併症のある患者さんの白内障手術も多く手がけています。
耳鼻咽喉科 ・頭頸部外科:診療科コード240
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 73 | 4.23 | 5.84 | 0.0% | 59.0 | |
030230xxxxxxxxx | 扁桃、アデノイドの慢性疾患 | 61 | 7.51 | 7.35 | 0.0% | 17.7 | |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | 48 | 6.27 | 5.63 | 0.0% | 42.1 | |
030240xx01xx0x | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 定義副傷病 なし | 35 | 6.37 | 7.65 | 0.0% | 47.8 | |
030390xx99xxxx | 顔面神経障害 手術なし | 27 | 8.11 | 8.50 | 0.0% | 68.1 |
解説: 慢性副鼻腔炎、扁桃肥大、頭頚部腫瘍などに対する手術目的の患者さん、また、咽頭・喉頭などに急性炎症を引き起こした患者さんの入院が多くを占めています。
皮膚科:診療科コード300
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし | 83 | 3.99 | 6.92 | 1.2% | 80.9 | |
080010xxxx0xxxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 63 | 12.02 | 12.98 | 0.0% | 62.2 | |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 25 | 8.88 | 9.33 | 0.0% | 72.9 | |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし | 16 | 3.19 | 3.77 | 0.0% | 63.5 | |
080100xxxx0x0x | 薬疹、中毒疹 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | - | - | 10.13 | - | - | |
080110xxxxx0xx | 水疱症 処置2なし | - | - | 28.94 | - | - |
解説: 入院での点滴加療が必要な重症の細菌感染症や、皮膚悪性腫瘍に対する手術を目的とした患者さんが大半を占めています。
※患者数10件未満は非表示
※患者数10件未満は非表示
泌尿器科:診療科コード310
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110080xx991xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 前立腺針生検法 その他のもの等 | 560 | 2.04 | 2.45 | 0.0% | 72.0 | |
11012xxx02xx0x | 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし | 220 | 3.17 | 5.16 | 0.0% | 62.2 | |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 | 79 | 7.47 | 7.77 | 0.0% | 73.7 | |
110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 70 | 13.30 | 11.35 | 12.9% | 67.8 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし | 68 | 6.38 | 6.81 | 4.4% | 76.4 |
解説: 地域のあらゆる泌尿器科疾患に対応しています。
婦人科:診療科コード330
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
12002xxx99x40xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 92 | 2.23 | 4.07 | 0.0% | 57.6 | |
120010xx99x30x | 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし | 70 | 3.43 | 4.12 | 0.0% | 63.9 | |
12002xxx01x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし | 55 | 10.71 | 9.84 | 0.0% | 57.0 | |
12002xxx02xxxx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 | 41 | 2.95 | 2.92 | 0.0% | 47.0 | |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 33 | 9.48 | 9.20 | 0.0% | 49.9 |
解説: 子宮筋腫手術等の良性腫瘍の手術、子宮頚癌・子宮体癌・卵巣癌などの悪性腫瘍の治療(手術・化学療法・放射線治療)にも幅広く対応しています。地域がん診療連携拠点病院に指定されており、子宮癌や卵巣癌などの悪性腫瘍の治療に力を入れています。
産科:診療科コード320
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常 帝王切開術等 | 81 | 8.88 | 9.40 | 0.0% | 34.0 | |
120170x199xxxxx | 早産、切迫早産 34週未満 手術なし | 21 | 18.86 | 19.47 | 14.3% | 28.5 | |
120160xx01xxxx | 妊娠高血圧症候群関連疾患 帝王切開術等 | 19 | 15.58 | 12.73 | 0.0% | 34.5 | |
120165xx99xxxx | 妊娠合併症等 手術なし | 17 | 12.35 | 10.29 | 0.0% | 30.4 | |
120260x001xxxx | 分娩の異常 出血量2000mL未満 帝王切開術等 | 13 | 10.31 | 9.34 | 0.0% | 31.4 |
解説: 地域周産期母子医療センターとして、合併症妊娠やリスクの高い妊娠に対する医療及び高度な治療を提供しています。
※患者数10件未満は非表示
※患者数10件未満は非表示
新生児科コード620
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
140010x199x1xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 2500g以上 手術なし 中心静脈注射等 | 143 | 6.87 | 10.60 | 1.4% | 0.0 | |
140010x199x0xx | 扁妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし | 110 | 4.06 | 6.11 | 0.0% | 0.0 | |
140010x299x1xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満 手術なし 中心静脈注射等 | 70 | 18.07 | 23.19 | 2.9% | 0.0 | |
140010x299x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 なし | 17 | 6.12 | 11.83 | 0.0% | 0.0 | |
140010x299x2xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満 手術なし パリビズマブ | - | - | - | - | - |
解説: 地域周産期母子医療センターとして、当院産婦人科医師や地域の産婦人科医師と連携・協力して早産児、病的新生児の入院に対応しています。新生児特定集中治療室(NICU)、新生児治療回復室(GCU)を備えており超低出生体重児をはじめとする早産児、低出生体重児に対応しています。
※患者数10件未満は非表示
※患者数10件未満は非表示
病院指標3)初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
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5大癌 | StageⅠ | Stage II | Stage III | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage IV | 不明 | 再発 | 病期分類 基準 |
版数 | ||||
胃癌 | 159 | 25 | 14 | 15 | 65 | 45 | 1 | 7 |
大腸癌 | 69 | 74 | 71 | 41 | 54 | 47 | 1 | 8,7 |
乳癌 | 82 | 54 | 12 | - | - | 15 | 1 | 7 |
肺癌 | 69 | 27 | 52 | 51 | 39 | 78 | 1 | 7 |
肝癌 | - | - | - | - | 46 | 73 | 1 | 7 |
解説: 2024年度に退院された患者さんをがんのステージ(進行度)および再発に分けて集計した患者数です。(外来患者さんは集計に入っていません。)主に手術、化学療法、緩和ケア目的に入院された患者数となります。
当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されており、手術、放射線治療、化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療および緩和ケアを提供する体制を有しており、様々ながんに対応しています。外科手術では多くの悪性腫瘍手術が行われており、腹腔鏡やロボット支援(ダ・ヴィンチ)による低侵襲手術(体への負担が少ない手術)も多く行われています。また、早期の胃癌・大腸癌・食道癌については内視鏡を使った粘膜下層剥離術(ESD)も多く行われています。
※患者数10件未満は非表示
当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されており、手術、放射線治療、化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療および緩和ケアを提供する体制を有しており、様々ながんに対応しています。外科手術では多くの悪性腫瘍手術が行われており、腹腔鏡やロボット支援(ダ・ヴィンチ)による低侵襲手術(体への負担が少ない手術)も多く行われています。また、早期の胃癌・大腸癌・食道癌については内視鏡を使った粘膜下層剥離術(ESD)も多く行われています。
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病院指標4)成人市中肺炎の重症度別患者数等
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重症度 | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 |
---|---|---|---|
軽症 | 10 | 7.60 | 49.4 |
中等症 | 130 | 15.1 | 71.2 |
重症 | 61 | 20.6 | 80.6 |
超重症 | 35 | 11.1 | 87.0 |
不明 | - | - | - |
解説: 肺炎入院治療については、すべての内科で診療を行っています。救命救急センターを有しており、急性呼吸不全等の重症患者の初期治療は救命救急科病棟にて診療しています。肺炎患者の平均年齢は年々増加しており、年齢が高くなるほど重症度が高くなります。退院支援にも力をいれており、患者さんの退院後の生活を考えて、入院早期より多職種による退院支援を地域と連携しながら行っています。
病院指標5)脳梗塞の患者数等
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ICD10 | ICD名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 40.3 | 25.7 | 76.9 | 36.0% |
その他 | 41 | 20.1 | 75.3 | 4.1% |
解説: 当院は救命救急センターを備えており、24時間体制で脳梗塞急性期治療に対応しています。脳梗塞急性期診療を主対象とし、経静脈的血栓溶解療法(t-PA)を含めた急性期治療、初期リハビリテーションを行っています。必要に応じ脳神経外科と連携し、急性期手術療法、血管内治療などに対応しています。また、患者さんの退院後の生活を考えた退院支援に力をいれており、入院早期から退院支援を開始し、多職種で地域と連携しながら自宅退院、回復期病院への転院など支援を行っています。
病院指標6)診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
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内科:診療科コード10
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 568 | 0.9 | 8.6 | 5.1% | 76.1 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 470 | 1.7 | 4.6 | 3.8% | 75.1 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 454 | 1.3 | 1.8 | 0.0% | 72.5 | |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 201 | 1.5 | 1.9 | 0.0% | 68.4 | |
K5481 | 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) | 163 | 1.5 | 4.4 | 3.7% | 74.3 |
解説: 当院は救命救急センターを有し24時間対応し、循環器内科では急性心筋梗塞等のカテーテル治療も速やかに行える体制を確保し、冠動脈疾患に対するカテーテル治療が多く行われています。また、末梢動脈に対するカテーテル治療、不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術も多く行われています。消化器内科では緊急時の内視鏡検査にも対応しており胆管炎に対する緊急内視鏡的手術を行う患者が多くいます。
外科:診療科コード110
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 219 | 1.2 | 3.4 | 0.5% | 65.8 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 204 | 0.3 | 1.2 | 0.5% | 66.1 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 76 | 0.0 | 1.1 | 0.0% | 71.6 | |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない))) | 75 | 1.1 | 6.9 | 0.0% | 67.0 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術(内視鏡手術用支援機器) 等 | 63 | 2.8 | 10.1 | 1.6% | 73.0 |
解説: 上記手術以外にも、一般・消化器外科,血管外科,呼吸器外科,乳腺外科の各分野で手術経験が豊富です。特にがん診療連携拠点病院として、多くの悪性腫瘍手術を行っています。また、鼠径ヘルニア手術は入院手術と日帰り手術を行っています。
整形外科:診療科コード120
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 143 | 1.6 | 22.7 | 47.6% | 79.5 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 112 | 6.7 | 21.3 | 50.0% | 77.8 | |
K0821 | 人工関節置換術(股) 等 | 99 | 1.2 | 17.7 | 4.0% | 69.6 | |
K1422 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定) | 45 | 8.0 | 25.9 | 48.9% | 72.6 | |
K083 | 鋼線等による直達牽引 | 34 | 0.1 | 40.9 | 61.8% | 71.0 |
解説: 24時間応需の救命救急センターを併設しているため、外傷症例が多く骨折観血的手術で特に大腿骨近位部骨折、橈骨遠位、足関節の手術件数がその多数を占めています。特に高齢者に多い大腿骨近位骨折に関しては、早期リハビリテーションの開始と合併症の予防のため、可及的に早期(可能であれば当日)に手術を行っています。人工股関節、人工膝関節手術、脊椎固定術に関しては手術侵襲の少ない術式を採用しています。脊椎手術は前後方同時固定や脊椎変形矯正等の高度な技術を要する手術も行っております。
形成外科:診療科コード130
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | 24 | 0.0 | 1.1 | 0.0% | 71.3 | |
K0053 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上)(6歳以上) 等 | 19 | 0.9 | 2.2 | 0.0% | 49.6 | |
K0871 | 断端形成術(骨形成を要する)(指) | 17 | 2.8 | 21.7 | 11.8% | 67.1 | |
K2173 | 眼瞼内反症手術(眼瞼下制筋前転法) | 13 | 0.2 | 1.1 | 0.0% | 61.5 | |
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 10 | 1.0 | 15.6 | 0.0% | 79.7 |
解説: 皮膚腫瘍・皮下腫瘍などの腫瘍切除、糖尿病の足病変に対する手術の他、マイクロサージャリーを取り入れ、遊離皮弁移植術など専門性の高い治療を行っています。
脳神経外科:診療科コード150
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 126 | 0.4 | 5.3 | 11.9% | 80.5 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 63 | 0.8 | 36.2 | 50.8% | 79.1 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 36 | 2.6 | 7.7 | 5.6% | 75.2 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) | 32 | 3.2 | 31.4 | 9.4% | 67.1 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 30 | 0.8 | 18.7 | 16.7% | 68.0 |
解説: 慢性硬膜下血腫、脳動脈瘤手術は、入院同日の緊急手術に対応しています。夜間入院は翌日に手術となります。脳腫瘍手術は95%以上自宅退院となっています。慢性硬膜下血腫はクリニカルパスを使用し3日から4日間の退院で、外来にて抜糸を行っています。
心臓血管外科:診療科コード170
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K552-22 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) | 12 | 2.6 | 56.1 | 8.3% | 68.3 | |
K555-31 | 胸腔鏡下弁置換術(1弁) | - | - | - | - | - | |
K5612イ | ステントグラフト内挿術(胸部大動脈)) | - | - | - | - | - | |
K560-22ニ | オープン型ステントグラフト内挿術(上行・弓部同時、その他) | - | - | - | - | - | |
K554-21 | 胸腔鏡下弁形成術(1弁) | - | - | - | - | - | |
K5551 | 弁置換術(1弁) | - | - | - | - | - |
解説: ほぼすべての成人心臓外科手術を扱っており、特に虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス術や、心臓弁膜症に対する弁置換術、弁形成術などを多く行っています。また、胸部大動脈瘤に対するTEVARの他、心臓手術も低侵襲手術への取り組みを行っています。
※患者数10件未満は非表示
※患者数10件未満は非表示
眼科:診療科コード230
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 244 | 0.1 | 1.0 | 0.0% | 75.3 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 25 | 1.0 | 3.0 | 0.0% | 70.9 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) | 15 | 0.9 | 1.9 | 0.0% | 73.0 | |
K2686 | 緑内障手術(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術) | 12 | 0.1 | 1.0 | 0.0% | 74.8 | |
K2423 | 斜視手術(前転法と後転法) | - | - | - | - | - |
解説: 年間約1,300件程度の手術を実施しており、白内障、硝子体手術などの内眼手術が多くを占めています。白内障手術については日帰り手術も行っており、半数以上の患者さんが日帰り手術を行っています。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科:診療科コード240
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K340-6 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) | 64 | 1.1 | 2.1 | 0.0% | 57.4 | |
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 51 | 1.0 | 6.1 | 0.0% | 18.9 | |
K368 | 扁桃周囲膿瘍切開術 | 36 | 0.0 | 5.0 | 0.0% | 46.9 | |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 21 | 1.1 | 2.2 | 0.0% | 67.9 | |
K4611 | 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ) | 12 | 1.0 | 5.0 | 0.0% | 50.9 |
解説: 慢性副鼻腔炎、扁桃肥大、習慣性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍の手術が多くを占めています。その中でも我々は特に鼻科手術及び頭頸部がん治療に力を入れて実施しています。
皮膚科:診療科コード300
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 99 | 1.0 | 1.9 | 1.0% | 80.5 | |
K0051 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) | 14 | 0.8 | 1.9 | 0.0% | 66.6 | |
K0052 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) | - | - | - | - | - | |
K0063 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外・長径6~12cm)(6歳以上) | - | - | - | - | - | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | - | - | - | - | - | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | - | - | - | - | - |
解説: 主に基底細胞癌や有棘細胞癌などの皮膚悪性腫瘍に対しての全摘術を行っています。
※患者数10件未満は非表示
※患者数10件未満は非表示
泌尿器科:診療科コード310
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 224 | 1.3 | 1.3 | 0.0% | 62.7 | |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 174 | 1.2 | 4.0 | 2.3% | 75.5 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 87 | 1.1 | 12.2 | 4.6% | 69.5 | |
K841-5 | 経尿道的前立腺核出術 | 66 | 1.0 | 5.7 | 0.0% | 73.9 | |
K843-4 | 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) | 59 | 1.0 | 8.5 | 0.0% | 71.1 |
解説: ロボット支援手術(ダ・ヴィンチ)、腹腔鏡手術、レーザー手術、内視鏡手術等、泌尿器科領域のほぼすべての手術を行っています。
婦人科:診療科コード330
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K877 | 子宮全摘術 | 48 | 1.6 | 7.4 | 0.0% | 55.0 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 42 | 1.0 | 1.0 | 0.0% | 46.8 | |
K879 | 子宮悪性腫瘍手術 | 40 | 2.8 | 9.8 | 0.0% | 57.1 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 39 | 0.9 | 4.0 | 0.0% | 41.6 | |
K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 等 | 32 | 1.0 | 5.0 | 0.0% | 46.6 |
解説: 良性・悪性ともに子宮摘出術や付属器摘出術を含めた手術治療を行っています。
産科:診療科コード320
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K89821 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 96 | 6.2 | 6.9 | 0.0% | 33.8 | |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 52 | 3.5 | 7.6 | 0.0% | 32.9 | |
K6154 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) | - | - | - | - | - | |
K861 | 子宮内膜掻爬術 | - | - | - | - | - | |
K893 | 吸引娩出術 | - | - | - | - | - | |
K9062 | 子宮頸管縫縮術(シロッカー法) | - | - | - | - | - |
解説: 予定手術および緊急手術の帝王切開術を多く行っています。当院は地域周産期母子医療センターに指定されており、合併症妊娠やリスクの高い妊婦への帝王切開術を行っています。
※患者数10件未満は非表示
※患者数10件未満は非表示
病院指標7)その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
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DPC | DPC名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | ||||
180010 | 敗血症 | 同一 | 89 | 0.5% |
異なる | 56 | 0.3% | ||
180035 | その他真菌感染症 | 同一 | ||
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 74 | 0.4% |
異なる | - | - |
解説: 当院は24時間応需の救命救急センター、集中治療室を備えており敗血症等の重症度の高い患者を多く受け入れています。手術・処置等の合併症の多くは透析シャント閉塞等の透析関連の合併症が多くを占めています。
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医療の質指標1)リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) | 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 |
---|---|---|
2,307 | 2,082 | 90.25% |
解説: 令和6年度の当院における肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者に対する肺血栓塞栓症の予防対策の実施率は90.25%です。周術期の肺血栓塞栓症の予防対策の実施は発生率を下げることにつながります。予防対策には「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン」に基づき弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の使用、抗凝固薬療法などをリスクレベルに応じて実施しています。
医療の質指標2)血液培養2セット実施率
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血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) | 血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
8,133 | 5,964 | 73.11% |
解説: 令和6年度の当院における血液培養2セット以上の実施率は73.11%です。血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。
医療の質指標3)広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
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広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) | 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) | 広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
1,915 | 1,733 | 90.50% |
解説: 令和6年度の当院入院患者における広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率は90.50%です。広域スペクトル抗菌薬は広範囲の細菌に対して効果を持つ抗生物質のことで、過剰使用による耐性菌の発生を促す可能性があり、近年、新たな抗菌薬耐性菌による難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。そのため広域スペクトル抗菌薬を使用する際には、細菌培養同定検査を行い正確な細菌の種類を特定し、適切な抗菌薬を選択することが必要となります。原因菌が判明後は狭域の抗菌薬へ変更することで確実な効果を得られるとともに耐性菌の出現を抑えることができます。
医療の質指標4)転倒・転落発生率
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退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母)) | 退院患者に発生した転倒・転落件数 (分子) | 転倒・転落発生率 |
---|---|---|
270,076 | 559 | 2.07‰ |
解説: 令和6年度の当院入院患者における転倒・転落発生率は2.07‰です。入院中の患者の転倒やベッドからの転落は少なくありません。原因としては、入院という環境の変化によ るものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどさまざまなものがあります。 転倒・転落の指標としては、転倒・転落によって患者に傷害が発生した率と、患者への傷害に至らなかっ た転倒・転落事例の発生率との両者を指標とすることに意味があります。転倒・転落による傷害発生事例の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。 こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒 による傷害予防につながります。
医療の質指標5)転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
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退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) | 退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の 転倒・転落の発生件数(分子) | 転倒転落によるインシデント影響度 分類レベル3b以上の発生率 |
---|---|---|
270,076 | 11 | 0.04‰ |
解説: 令和6年度の当院入院患者における転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率は0.04‰です。入院中の患者の転倒やベッドからの転落は少なくありません。原因としては、入院という環境の変化によるものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどさまざまなものがあります。 転倒・転落の指標としては、転倒・転落によって患者に傷害が発生した損傷発生率と、患者への傷害に至 らなかった転倒・転落事例の発生率との両者を指標とすることに意味があります。転倒・転落による傷害 発生事例の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒による傷害予防につながります。
医療の質指標6)手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
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全身麻酔手術で、 予防的抗菌薬投与が実施された 手術件数(分母) | 分母のうち、手術開始前 1時間以内に予防的抗菌薬が 投与開始された手術件数(分子) | 手術開始前1時間以内の 予防的抗菌薬投与率 |
---|---|---|
2,790 | 2,510 | 89.96% |
解説: 令和6年度の当院入院患者における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率は89.96%です。現在、細菌感染を起こしていないが、手術後の感染をできるだけ防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。 開胸、開腹を伴う手術等は、手術開始直前に抗菌薬を点滴などで投与することにより、手術後の感染を抑えることが期待されています。
医療の質指標7)d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
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退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた 入院患者延べ数(分母) | 褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上 の褥瘡)の発生患者数(分子) | d2(真皮までの損傷)以上の 褥瘡発生率 |
---|---|---|
210,139 | 255 | 0.12% |
解説: 令和6年度の当院入院患者におけるd2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率は0.12%です。褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標の1つとなっています。褥瘡は患者の QOLの低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことによって、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります。そのため、褥瘡予防対策は、提供する医療の重要な項目の 1 つにとらえられ、1998年からは診療報酬にも反映されています。本指標の定義は、目の前の患者が褥瘡発生する確率を見ているものであり、日々のケアの質に関わるものです。
医療の質指標8)65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
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65歳以上の退院患者数 (分母) | 分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された 患者数(分子) | 65歳以上の患者の入院早期の 栄養アセスメント実施割合 |
---|---|---|
12,220 | 11,983 | 98.06% |
解説: 令和6年度の当院入院患者における65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合は98.06%です。早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、在院日数の短縮、予後改善につながります。
医療の質指標9)身体的拘束の実施率
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退院患者の在院日数の総和 (分母) | 分母のうち、身体的拘束日数の総和 (分子) | 身体的拘束の実施率 |
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221,111 | 21,037 | 9.51% |
解説: 令和6年度の当院入院患者における身体的拘束の実施率は9.51%です。身体的拘束は、制限の程度が強く、また、二次的な身体的障害を生ぜしめる可能性もあるため、代替方法が見出されるまでの間のやむを得ない処置として行われる行動の制限であり、できる限り早期に他の方法に切り替えるよう努めなければならないものとされています。施設や医療機関などで、患者を、「治療の妨 げになる行動がある」、あるいは「事故の危険性がある」という理由で、安易にひもや抑制帯、ミトンなどの道具を使用して、患者をベッドや車椅子に縛ったりする身体拘束は慎むべきものです。
更新履歴
- 2025/09/26
- 病院指標公開