神経精神科日誌
2024年11月16日(土) 院内バレーボール大会
―「あと1つ」それが永遠に感じる。緊張が伝染して汗が頬を通り過ぎる。しかし、声援に後押しされて1歩前に出る。サーブが弾丸のように発射される。相手のサーブに食らいつき、トスが上げられてボールが空を踊る。重力に引っ張られたボールに合わせてアタッカーが宙を舞い力強く叩くとボールは加速して床に叩き込まれる。そして生まれる歓喜の渦。渦の中ではじける笑顔。そして開かれる予選突破の扉。―
11月16日の旭中央病院対抗バレーボール大会で我々は15チーム中ベスト4の栄光をつかむことができた。目をつぶってみると様々な思い出が浮かぶ。私がバレーボール大会のチラシを見た瞬間、「でたい」と思ったところから全ては始まった。神経精神科は多職種の繋がりが強くどの部署がかけても成立しない。そして個々の強さはドラゴン級に近い。この絆を活かすことができる。そしてもっと強くできる。大会で我々の絆の強さを証明したい。と考えた私は参加を決めた。看護部、薬剤部、ソーシャルワーカー、作業療法士、心理師、事務、医師などで構成されたオールスターチームならどんな困難にも負けないだろうと。そして各種の協力で我々「幸せドラッガーズ」というチームはこの惑星に誕生した。
結果として優勝を果たすことはできなかったが。しかし、多職種の誇りを胸に決して下をむくことなく全てをだしきることができた。我々は結果を誇りに思う。そして我々の強さは今後もとどまることを知らない。
この度は休日の中でしたが、ご協力して頂いた皆様こころより感謝しております。本当にありがとうございました。
多田 裕治
2024.11.26公開