神経精神科日誌
2024年9月14日 病院まつり@おひさまテラス に出展しました!
神経精神科では今年も9月14日の病院まつりに出展したのでご報告いたします。
<表情ゆたかに、表現ゆたかに、手作りお面コーナー>
「目は口ほどにものを言う」とされるように、人と人とのコミュニケーションでは言葉以外の表情や身振り手振りが重要な役割を担っている、と言われています。豊かな表情を味方にして、良好な人間関係を築いていきたいものです。
子どもたちは、普段お家ではあまり使わせてもらえない絵の具で、思い思いに豊かな表現で表情を描くと、「見て見てっ!」と満足そうな笑顔が弾けていました。
<健康講座:どう守る?デジタルネイティブの子どもの脳>
スマホをめぐる世界の考え方は「せめて子供だけでも守ろうよ」です。特にSNSは子どものメンタルヘルスに深刻な悪影響を及ぼしており、アメリカ各州やオーストラリアなどの諸外国は子どものSNS使用を法律で禁止する方針を打ち出しています。
講座では、一般にはほとんど知られていない、「スマホによる脳の変化」について解説を行いました。熱心に聞いてくださる子育て世代の方もあり、充実した講演となりました。
<スマホ依存防止コーナー>
同時開催したスマホ依存防止コーナーにも、たくさんの方にご来場いただき、スマホ依存防止学会(PISA)推薦図書「スマホを持たせるのは遅い方がよい」の配布や情報提供を行いました。健康講座を聞いてからお越しくださった方もおられ、関心を寄せていただきうれしく思いました。
神経精神科では今後も、未来を明るくするための予防啓発活動にも力を入れていきます。
2024.09.17公開