神経精神科日誌
2014年9月26日 「日本精神科看護協会 千葉県支部研修会」が当院で開催される
日本精神科看護協会千葉県支部の研修会が9月に当院で開催されました。 この研修のテーマは、「積極的に地域移行支援活動がなされている病院/施設の活動の実際を知り、退院支援や地域生活支援について考え、実践に活かすことができる」です。
当院の医師、作業療法士、看護師が講演し、その後施設見学をして頂きました。
□青木医師「イタリア・カナダから学ぶ地域移行 -旭中央病院で実践-」
自分にとって理想の精神医療とは?現在の日本の精神医療の問題は?という大切な疑問からはじまり、その人らしさを支えるために、地域を含めた多職種チームが関わる事の重要性を考えさせる講演でした。
□片倉作業療法士「旭市の地域連携と重度精神障碍者支援」
CMHTの理念・役割、活動概要と、その活動の実際は事例を通して説明がありました。事例は経過が追われており、わかりやすくまとめられた講演でした。
□高神看護師「地域移行支援;病院から地域へ~5年間のあゆみとこれから~」
旭こころとくらしのケアセンターの概要、運営方針とこれまでの活動内容と、旭中央病院との連携について、事例を踏まえてまとめられた講演でした。
2014.12.02公開