神経精神科日誌
2014年9月16日 「支援の三角点設置研究会」の皆様がモデル事業の事前研修のために来院
当院では平成26年度障害者総合福祉推進事業『入院中の精神障害者の意思決定及び意思の表明に関するモデル事業』に参加することとなりました。
当日は講師として、一般社団法人 支援の三角点設置研究会より3名のスタッフが来院、実施に向け事前研修が行われました。
午前はモデル事業で活動されるピアサポーター2名、相談支援専門職2名のほか、院内関係職員のみならず、香取・海匝地区の福祉・医療・行政機関関係者の皆様40名近くの方々が参加され、事業内容について説明を受けました。
午後からは直接支援に関わる担当者に対し、役割や留意点についてきめ細やかな講義が行われ、実際の支援場面を想定したロールプレイを行い1日がかりの研修が終了しました。
モデル事業への参加を通じての政策提言を行うとともに、当院としても病院と違う立場で非自発的入院者の権利擁護に特化した取組みを行う支援者と病棟内に受け入れる事を通じ、ご本人が権利を行使できる体制作り及びピアサポーターとの協働を経験し、今後の活用につなげていける事を目指していきます。
2014.11.16公開