閉じる

神経精神科日誌

2014年7月30日 「東総地区精神科医療勉強会」が市内で開催される

 「東総地区精神科医療勉強会」が旭市内の黄鶴で開催され、青木医師と安藤看護師が発表しました。主な内容は下記の通りです。

青木医師「地域でその人らしく暮らすためのアウトリーチ」
 カンボジアでの精神保健サービスから始まり、本題の当院の概要から地域生活支援への取り組みとその経緯、退院支援プログラムの紹介、神経精神科の多職種チームが入院から退院後まで介入している等、グラフと表で説明をしました。
 また、アウトリーチの中心となるCMHTチームと訪問看護ステーション(AKK)の役割と特徴、連携が患者にとって地域で生活していくために必要であること、その人らしさにつながっていることを説明しました。

安藤看護師「退院調整と訪問看護について」
 退院調整の考え方と実践について事例を通しながら振り返り、神経精神科がどのように変化してきたかを説明しました。
 また、医療中心でなく福祉的な考え方が患者の生活とその人らしさにつながるということ、医療と地域が連携する事や多職種で行うことが必要であること、大切なキーワードは、あきらめない事だと語りました。

2014.10.16公開