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11月は「児童虐待防止推進月間」です: 2013年11月

 千葉県では、昨年度の児童相談所での虐待相談対応件数が約4,000件に上り、増加率は全国でワースト3位となっています。当院の「家族支援チーム(Family Support Team:FAST)」は、虐待の早期発見や再発防止、虐待発見時の対応に努めています。

 

児童虐待とは?

 児童虐待とは、子どもの心や身体を傷つけ、子どもの健やかな発育に悪い影響を与えることを言います。児童虐待防止法が平成12年に制定され、児童虐待の種類は次の4つに分類されています。

身体的虐待 殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる など
性的虐待 子どもへの性的行為、性的行為を見せる、裸にしてビデオや写真を撮ったりする など
ネグレクト(保護の怠慢、養育の放棄) 家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など
心理的虐待 言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう など

 親などがしつけのつもりで殴ったとしても、子どもの身体や心を傷付けてしまう行為は虐待となり、現在、そういったしつけは推奨されていません。

増えている虐待相談対応件数


児童虐待相談対応件数の推移(出典:厚生労働省)

 厚生労働省によると、昨年度、全国の児童相談所で対応した相談件数は約67,000件でした。これは、平成2年度の約60倍の件数となります。増加の理由として、テレビや新聞などで取り上げられることにより児童虐待が注目され住民の気付きが多くなったことなどが挙げられます。近所に住んでいる住民からの連絡や、学校、保育所からの報告が多いというデータも出ています。千葉県内の児童相談所で対応した相談件数は約4,000件で、増加率が全国ワースト3位となっています。

FASTの活動内容について


昨年の「児童虐待防止イベント」の様子

 FASTは、医師や看護師、助産師、視能訓練士、歯科衛生士、臨床心理士、言語聴覚士、社会福祉士で構成され、虐待の早期発見や再発防止、虐待発見時の対応をしています。保護者への告知や児童相談所・市町村への連絡などを行ない、昨年度の対応件数は116件でした。当チームでは、虐待の発生・再発を予防する事を目的とし、講演会や啓発イベントなどを実施しています。

虐待を発見した時は

 虐待を受けたと思われる子どもを発見した時は、お住まいの市町村の担当課(旭市であれば子育て支援課)または児童相談所へ連絡をしてください。通報者の個人情報は守られます。

 連絡先:旭市子育て支援課(家庭児童相談室) 0479-62-5362
       銚子児童相談所              0479-24-3231