神経内科
スタッフ
役職 | 氏名 | 学会資格等 |
---|---|---|
主任部長代理 | 鈴木陽一 | 日本神経学会神経内科専門医 日本神経学会神経内科指導医 日本神経学会指導医 日本臨床神経生理学会専門医 日本内科学会認定総合内科専門医 日本内科学会認定内科医 日本内科学会指導医 |
部長 | 小林誠 | 日本神経学会神経内科専門医 日本神経学会指導医 日本内科学会認定総合内科専門医 日本内科学会認定内科医 |
医長 | 大谷亮 | 日本神経学会神経内科専門医 日本内科学会認定内科医 |
医員 | 江川勇太 |
診療体制
- A.外来診療体制
- 病院外来日全日に新患外来・再診外来各1枠を開設
(新患;内科31診、再診;内科32診、木曜午後31診、金曜午後21診) - B.病棟
- 8階西病棟を中心に対応
常勤専門医を主治医とし、病棟医師を担当医として診療 - C.救急対応
- 常勤専門医が交代制で神経内科待機医を務め、初療医師、他科医師と連携して対応
主な対象疾患と治療法、検査など
神経内科は、脳、脊髄、脊椎、末梢神経、筋肉の病気を扱う科です。比較的聞きなれない病気が多くわかりにくいと思われますが、次に挙げるような病気の診療を行います。
- A.脳血管障害
- 脳梗塞急性期診療を主対象とし、全日24時間対応の経静脈的血栓溶解療法(t-PA静注療法)を含めた急性期治療、初期リハビリテーションを行ないます。MRI・PET・SPECTを含む画像診断、電気生理学的検査が可能です。必要により脳神経外科と連携し、急性期手術療法、血管内治療などに対応します。医療相談室・連携室と連携して家庭復帰・回復期診療への円滑な移行を進めます。
- B.神経難病
- 数多くある成人神経難病全般の診療に当たります。外来診療を中心としますが、病状により入院加療を行ないます。地域連携を重視し、合わせて特定疾患認定、身障手帳、介護保険などを介した福祉との連携を図ります。
- C.高齢者医療
- 認知症を初め、高齢者に多い神経内科領域疾患に対応し、B.と同様に地域連携、紹介・逆紹介を推進します。
- D.その他
- 神経外来で受診患者数が多い頭痛、めまい、しびれなどに対応、診断と治療を行ない、可能な患者さんには逆紹介を推進します。
具体的にどういった症状の方が受診するかというと、意識がおかしい、言葉が出てこない、物忘れ、頭痛、物が二つに見える、まぶたが下がる、まぶたがぴくぴくする、顔面のしびれ、よだれがたれる、飲み込めない、ろれつが回らない、手足に力が入らない、手足のしびれ、手足のふるえやけいれん、筋肉の痛み、筋肉のやせ、体の動きが遅い、歩きにくい、めまい、体がふらつく、立ち眩み、尿がでにくいなどの症状の方が多く受診されています。多彩な症状を扱う科ですので、受診を迷われたときには、総合受付で相談されると宜しいかと思います。
得意分野
成人神経難病全般
診療実績
神経内科担当入院患者 疾患別内訳 (2023年度)
疾患名 | 件数 | |
脳血管障害 | 脳梗塞 | 162 |
一過性脳虚血発作(TIA) | 10 | |
その他(PRES等) | 2 | |
変性疾患 | パーキンソン病関連疾患 | 15 |
筋萎縮性側索硬化症 | 7 | |
認知症疾患 | レヴィー小体型認知症 | 2 |
アルツハイマー型認知症 | 2 | |
クロイツフェルト・ヤコブ病 | 1 | |
自己免疫性疾患 および 炎症性疾患 |
辺縁系脳炎 | 3 |
重症筋無力症 | 3 | |
Stiff Person症候群 | 3 | |
慢性炎症性脱髄性多発神経炎 | 3 | |
多発性硬化症 | 1 | |
その他 | 6 | |
感染性疾患 | 脳炎・髄膜炎等 | 4 |
機能性疾患 | てんかん | 27 |
めまい | 8 | |
その他 | 36 | |
合計 | 295 |
受診について
■初診;紹介状が必要です。紹介状がある方は月曜~金曜の11時までに受付していただき、当日の神経内科初診担当医が診療します。なお、物忘れ(認知症)で紹介状をお持ちの方は、お電話にて予約をお願いします。紹介状がない方は総合内科初診を受診していただき、患者さんの御希望と担当医師の判断により次回外来日に神経内科初診を受診することになります。
■再診;予約制(再診日・時間枠指定)を取っています。予約のないまま3ヵ月受診されない場合は、上記初診として対応します。