新生児科
医師
役職 | 氏名 | 学会資格等 |
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院長補佐 主任部長 地域周産期母子医療センター部長 |
松本弘 | 日本小児科学会専門医 麻酔科標榜医 PALSインストラクター |
部長 地域周産期母子医療センター部長 |
高山達 | 日本小児科学会専門医 日本周産期・新生児医学会専門医(新生児) 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)インストラクター |
医員 地域周産期母子医療センター医員 |
池澤奏那 | |
医員 | 佐藤恵美 |
看護
病棟師長 大木和子
新生児集中ケア認定看護師 (副師長)飯髙絵里子・(主任)宇野優美
私達は、生まれてきた赤ちゃん一人ひとりを尊重した優しい看護(ハンドリング)を目指し、成長発達を促すための看護(ディベロップメンタルケア)にも力を注いでいます。1日でも早く赤ちゃんがご家族の元に帰られるようスタッフ一同一丸となって大切なお子さんをお預かりします。
概略
現在、日本における新生児医療は世界トップレベルと言われていますが、それでも何らかの形で出生30-40人に1人の赤ちゃんに必要とされている意外に身近な医療であります。
当科は千葉県東総地区の新生児医療向上のため1985年に設立され、主に未熟児や疾患を持つ新生児の治療にあたってきました。
「周産期」とは妊娠後期から新生児早期にいたる「お産の周辺の時期」という意味で、この時期は同時に二つの命を扱わなければならないというのが大きな特徴であり、産科ともお互い協力して母児の安全のために努力しています。その活動を評価され、当院は千葉県で最初の地域周産期医療センターとして認可されています。
病床数はICU(人工呼吸器等の集中治療を必要とする不安定な児が過ごす病棟)9床とGCU(不安定さがなくなってきた児が過ごす病棟)21床の計30床で構成されています。入院患者数は、毎年250人前後(人工呼吸器を要する赤ちゃんは約60人、出生体重1,500g未満の未熟児の赤ちゃんは約40人)で、2011年5月より現在の本館5階に産科病棟と共に移転し、これまで離れていた病棟が1フロアになることでご家族と赤ちゃんの距離がより近づきました。
また当科では院外で出生した児の入院も受け入れています。その場合は当院の新生児搬送専用救急車(千葉県には5台ほどしかありません)を使い、医師・看護師・運転手のチームで片道1時間程度のところまでお迎えに上がります。また、当院には小児外科がないため、手術を必要とする消化器系や心臓の病気が判明した時は、千葉県こども病院や千葉大学医学部附属病院などの専門施設へ再度搬送を行う場合もあります。
退院後
我々の仕事は赤ちゃんを無事に退院させる事が出来ればそれで終わりではありません。退院した赤ちゃんが、家族の一員となり、成長発達を遂げ、やがては社会の一員となった時に初めて我々の使命は完了すると思っています。
そのために退院後も小児科・眼科・リハビリ科・公認心理師・言語聴覚士・地域の保健師などの協力を得ながら、成長発達をフォローアップしていきます。
医療関係の方へ
新生児のご相談は、病院代表(0479-63-8111)新生児科宛にお願いします。しかし、緊急の新生児搬送は赤ちゃんにとって非常にリスクを伴うため、切迫早産や種々の合併症がある妊娠の場合は、なるべく早い段階での母体紹介(母体搬送)をお願いいたします。母体搬送のご依頼は当院産科医師宛にお願いします。また退院後のフォローアップ外来、シナジス外来はすべて予約制で行っています。
予約の際は、紹介状を持参の上、保護者の方に事前に小児科外来での電話予約をお願いしております。
水曜午後(13:30-) | 金曜午後(13:30-) |
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フォローアップ外来 (松本) |
フォローアップ外来 (高山・伊藤) |
シナジス外来(夏季~冬季) 第1・3週目 |