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千葉県高次脳機能障害支援拠点機関

令和3年12月16日 高次脳機能障害支援研修会開催報告

令和3年12月16日に開催された高次脳機能障害支援研修会についてご報告致します。

 今回はしおさいホールにて高次脳機能障害支援研修会を千葉県千葉リハビリテーションセンター及び東総就業センターとの共催のもと開催しました。

平日午後の開催にもかかわらず、約60名にご参加頂きました。参加者は医療・福祉・介護・就労といった領域から、看護師、作業療法士、社会福祉士、ケアマネジャー、支援員など、様々な職種の方々が参加されました。

今回の研修会は、昨年開催した「障害のある方の地域生活・就労に関する地域意見交換会」の続編として高次脳機能障害における症状の一つである「記憶障害」をテーマとした講義と事例検討を企画しました。

研修会前半は千葉県千葉リハビリテーションセンター高次脳機能障害支援センターの長谷川純子先生より「記憶障害の概要と生活場面でみられる問題」をテーマにご講義頂きました。研修会後半は模擬事例を挙げ、記憶障害者の日常生活及び社会・就労支援についてグループワーク形式で検討しました。どのグループも活発な討議がなされ、各職種ならではの視点に基づいた様々な意見を聞く事が出来ました。高次脳機能障害者との関わる機会が少ない介護や福祉の関係者からは、今回の研修会開催について「非常に参考になった」という意見や、「また企画してほしい」といった声を頂きました。

今回参加頂いた方々の意見・要望も参考にしながら、次年度も引き続き普及啓発に係る研修事業を実施して行きたいと考えております。

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2022.01.14公開