お薬の受け取りについて

当院のお薬の処方は原則「院外処方」です

外来患者さんへのお薬の処方は院外処方です。（当院で定めた一部の薬剤を除く）

院外処方とは、病院が発行した「紙の処方せん」、または新しい処方せんである「電子処方せん」により、院外の保険薬局でお薬を受けとる方法で、国の推奨する医薬分業の考え方に基づくものです。

お住まいの近くなど、ご都合の良い保険薬局で調剤してもらうことができます。

電子処方せんについて

当院では、救急外来を除く一般外来での院外処方せんの発行時に「電子処方せん」の選択を推奨しております。外来スタッフより、かかりつけの保険薬局をお伺いしますで、「電子処方せん」に対応している保険薬局であれば積極的に切り替え頂きますようお願い致します。

以下に、当院２次診療圏内で「電子処方せん」に対応している保険薬局リストを公開しております。リストに無い地域の場合、あらかじめかかりつけの保険薬局にご相談いただくか、厚生労働省のウェブサイトをご確認ください。

「電子処方せん対応の医療機関・薬局、電子処方せんのリフィル処方せんに対応している医療機関・薬局リスト」

「電子処方せん」を選択するメリットについては、厚生労働省のウェブサイトをご参照ください。
「電子処方せんのメリット」

院外処方のよくある質問

Q1．薬はどのように受け取るのですか？

当院の領収印のある「紙の処方せん」を保険薬局に持参する、または「電子処方せん」の引換番号を保険薬局に伝えることで、お薬を受け取ることができます。ただし、処方せんの使用期限は発行日を含めて4日以内（日曜・祝祭日を含む）です。なお、「電子処方せん」の場合は、「電子処方せん」に対応している保険薬局でないと、調剤できませんのでご注意ください。

保険薬局やお薬の受け取り時間により、調剤料金などが異なる場合があります。お薬の受け取りは、下記の時間帯をお勧め致します。

平日：午前8時～午後7時　土曜日：午前8時～午後1時

Q2．処方せんの使用期間が過ぎて再発行する場合はどうしたらいいですか？

「紙の処方せん」および「電子処方せん」は、処方せんの使用期間が過ぎると無効になり、再発行が必要となります。来院いただき、診察後に再発行となります。

「紙の処方せん」について、使用期間内に紛失・破損した場合、来院の上お申し込みください。「電子処方せん」の引換番号を覚えていない、マイナポータル等から確認できない場合は、保険薬局または患者さんから病院へ引換番号の問い合わせを行ってください。

「紙の処方せん」および「電子処方せん」の使用期間が過ぎた場合、また「紙の処方せん」について使用期間内に紛失・破損した場合の再発行は、自己負担が生じますのでご了承ください。

Q3．院外処方用のFAXについて教えてください。

あらかじめ「紙の処方せん」または「電子処方せん」の引換番号が書かれている控えをＦＡＸにて保険薬局に送信しておけば、都合の良い時間（使用期間内）にお薬を取りに行くことができます。また、初めて送信する時や、お薬が変更になり保険薬局でお薬の取り寄せに時間がかかる場合もありますので、待ち時間対策としてＦＡＸの利用が有効です。

ＦＡＸの利用は任意であり、保険薬局へ「紙の処方せん」を直接持っていく、または「電子処方せん」の引換番号を直接伝える方が待ち時間が短くなる場合もあります。なお「紙の処方せん」の場合、ＦＡＸの利用の有無に関わらず、保険薬局でお薬を受け取る際には「紙の処方せん」の原本が必要になります。

Q4．処方せんをどこの薬局へ持って行けば良いのでしょうか？

「保険薬局」「基準薬局」「処方せん受付」などの表示があれば、全国どこの薬局でもお薬を受け取ることができます（※保険の種類によってはお取り扱いのない場合があります）。お住まいの近くや通勤・通学の途中、会社の近くなどでかかりつけの薬局を選んでいただくと便利です。

Q5．かかりつけ薬局とは何ですか？

患者さんが複数の医療機関から処方された薬を特定の保険薬局で受け取ると決めた場合、その薬局を「かかりつけ薬局」と呼びます。「かかりつけ薬局」では患者さんの体質や薬に関する情報を一元的に管理することにより、薬の重複や飲み合わせのチェック、残薬の確認などを行うことができます。また、顔なじみになった薬剤師に薬や健康に関する相談をしやすくなります。厚生労働省は「かかりつけ薬局」の普及を促す方針を示しています。

Q6．「お薬手帳」とは何ですか？

「お薬手帳」は、処方された薬の名前・量・アレルギーの有無などを記録するためのもので、薬局で配布しています。病院や診療所、薬局に行く際には、使用中の薬の情報を医師や薬剤師に正確に伝えることができるので、必ず「お薬手帳」を携行してください。