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診療情報管理室

診療情報管理室は診療記録・診療情報を適切に管理・運用・保管し、情報活用の支援を行う部署です。

スタッフ紹介(2023年11月1日現在)

室長:齊藤陽久医師
診療情報管理士:9名
事務:3名
パート職員:1名

業務内容

当院では2019年12月から電子カルテシステムを更新し、医療関係者が情報を共有するツールとして、今後も電子カルテの役割はさらに拡大するでしょう。
主な業務内容は診療情報管理業務、院内がん登録業務、DPCコーディング、診断名(ICD-10)手術・検査・処置(ICD-9CM)コーデ付与、診療記録の開示業務、NCD登録、各種、統計資料および提供資料の作成です。

診療情報管理業務

2019年12月より退院サマリ、DPC様式Iデータを含む診療情報を連携し、活用できる情報を担保するために診療情報管理システムを更新しました。データベースで構築した入院患者情報を基に各種統計資料(医療統計)および他部署依頼の提出資料も作成しています。
診療記録の量的点検、質的点検も含めて診療記録監査を行い、診療記録開示に堪えられる診療記録を整備して医療の質向上に努めています。

がん登録

◎全国がん登録
がん登録推進法に基づき全ての病院と一部の診療所において全国がん登録が義務化されており、国および都道府県のがん対策に貢献しています。
◎院内がん登録
がん診療連携拠点病院の役割の一つとして院内がん登録が義務化されており、病院の診療実態の把握と医療の質向上、医療機関選択等に活用されています。
当該腫瘍に対し、はじめてがんと診断され治療等を行った場合、一腫瘍一登録にて登録を行っています。個人情報の取り扱いには十分に留意し、信頼性のあるデータ確保および診療に役立つデータ活用に心がけています。

DPCコーディング業務

2008年からDPC(厚生労働省の定めた1日あたりの定額点数からなる包括支払方式)対象病院となりました。当室においても病名決定に携わっており、DPCコーディングの精度向上に努めています。

NCD登録

当院では一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。2011年1月以降、当院で実施した手術、処置データの登録を一部の診療科に対し係わっています。患者さんの個人情報を慎重に取り扱い、迅速に情報登録できるよう進めています。