診療技術局

診療技術局長挨拶


診療技術局長 浅井秀樹

診療技術局は、医師、看護師、薬剤師以外の医療技術職13職種を統合して設置されている部門で国家資格を有する約300名余が所属しています。

下記の項目を方針としております。

  • 医療技術職のステータス向上と病院事業(診療、経営の質の両面)へ職種の垣根を超え共通の方針、計画、施策の立案をし貢献度を向上する。
  • 病院の方針の浸透と現場意見のボトムアップ及び医療技術職の横断的意思疎通の促進。医療技術職に共通の育成施策と立案と推進。スキルラダーやキャリアパスの具体化、明確化の促進。

局内の組織(表1)は大きく4部門に分け、1 検査部門、2 放射線・臨床工学部門、3 リハビリ・歯科部門、4 栄養・相談支援部門としました。
局内で医療安全に関する委員会、学会発表など学術に関する委員会、部内の運営に関する委員会等を組織し、また週1 回定期的に部署の代表者による会議、月1回各部署より数名参加する全体会議を開催し、病院の方針などの周知、部の方針、運営などの参画意識を高める為にグループ討議を主体し討議、提案、精査、レビューのサイクルで運営しています。

各部署間の垣根を取り、共通の問題意識や情報などを共有し安全対策を始めとして職員の育成、学術活動、認定取得支援などのサポートをしていくことを通して医療技術者としての質の向上、病院事業への貢献、患者サービスへの向上と同じベクトルへ進む体制の構築を進めて新しい部門の文化を作り上げます。

組織図

中央検査科 臨床病理科 眼科 放射線科 臨床工学室 リハビリテーション科 小児科 神経精神科 歯科口腔外科 臨床栄養科 医療連携福祉相談室 神経精神科 小児科

診療技術局での取り組み

一般向け研修会や勉強会

  • 市民健康講座
    地域の皆様の病気予防と健康増進を目的に年4回定期的に院内にて開催しています。
  • 健康づくり出前講座
    当院の医療従事者が地域に出向き、健康の維持や病気予防についてお話をするものです。
  • 高校生職業体験プログラム
    地元の高校生を対象に診療技術局の職業について勉強し、知って頂くため見学会プログラムを行っています。

診療技術局内での研修会や勉強会について

診療技術局は多職種で構成されているため、横の繋がりを目的として技術局内での横断的な勉強会を行っています。以下、今まで行ってきた勉強会・研修会です。

医療連携やチーム医療への貢献

  • NST(栄養サポートチーム)
    入院中に栄養障害がある患者様に医師(歯科医師)とコメディカルの看護師、薬剤師、検査技師、管理栄養士、言語聴覚士、歯科衛生士が多職種で栄養をサポートしています。
  • フットケアチーム
    足の病変が増える現状を受け、「1本でも多くの足を救肢し切断に至らないように」または「切断が余儀なくされてしまったとしても出来るだけ最小限の切断にとどめたい」を目標に活動しています。メンバーは医師5名(血管外科、循環器内科、形成外科、皮膚科、人工透析科)と、看護師6名、理学療法士1名で活動しています。
  • FAST(家族支援チーム)
    当院では年間30症例前後、虐待症例に遭遇しています。以前は虐待対応を担当医のみで行っていましたが、身体的・心理的に非常に負担でした。このような症例に対して、適切な対応を行うにはチームアプローチが必要と考え、「家族支援チーム」(Family Support Team:FAST)を結成しました。参加部署は小児科、新生児科、産婦人科、救急救命科、眼科、歯口科、神経精神科、医療連携福祉相談室です。
  • 緩和ケアチーム
    がん患者とその家族に対し、痛みや不安などの苦痛に焦点を当て、がんに伴う辛さを緩和しながら、安心して治療が受けられるように、医師、看護師、ソーシャルワーカーなど多職種で支援しています。
  • ICT(院内感染対策チーム)
    近年MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、セラチアをはじめとする院内感染が問題となっていますが、感染症の発生状況を逐次調査し、対策を講じています。また院内感染対策の基本としての「衛生学的手洗い」を重視し全職員へ徹底しています。
  • RST(呼吸サポートチーム)
    メンバー各々の専門分野の知識を集結し、協働して病棟回診、勉強会の開催等を通して院内全体での呼吸療法における医療安全、呼吸器ケアの標準化および人工呼吸器からの早期離脱を目標に活動しています。メンバーは集中治療科医師、救急救命科医師、看護師(集中ケア認定看護師、呼吸療法認定士)、臨床工学技士、理学療法士、歯科衛生士からなるチームです。
  • 褥瘡回診
    褥瘡対策委員会、スキンケア委員会では、毎月2回(隔週火曜日)の褥瘡回診を行っています。創部の局所管理のみならず、ポジショニングや栄養状態の調え、スキンケアや圧迫管理が必須になるため、横断的な回診には、多職種で取り組んでおります。メンバーは、形成外科医師、委員会の看護師2名、栄養科が輪番制で、その他に、理学療法士、WOC Ns2名が固定で活動しています。
  • 糖尿病サポートチーム
    院内の糖尿病教室や糖尿病の集い等で患者支援や指導を行ったり、職員へ糖尿病関連の研修会等を開催し理解を深めてもらう活動をしています。また、院外のイベント等にも参加し、糖尿病について知ってもらう活動もしています。
    メンバーは医師、看護師、薬剤師、医療連携福祉相談室、歯科衛生士、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師、健康運動指導士で活動しています。