閉じる

キャンサーボードの設置

キャンサーボード

複数の診療科の医師、看護師、薬剤師らが集まり、がん患者さん一人ひとりの病態を共有し、適切な治療法などを包括的に議論するキャンサーボードを月に1回、定期的に開催しています。

診療科毎のカンファレンス

各診療科毎に複数科の医師、診療放射線技師、栄養士、歯科衛生士、臨床検査技師、理学療法士、社会福祉士らが定期的に集まり、がん患者さんの治療方針の検討と情報交換などを行っています。

  • 内科・外科カンファレンス
  • 胸部カンファレンス
  • 化学療法センター合同カンファレンス
  • 神経病理カンファレンス
  • 皮膚科病理組織検討カンファレンス

がん登録の実績

がん登録について

 当院は、地域がん診療連携拠点病院として質の高いがん医療の提供に努めています。 千葉県内には当院を含め14施設の拠点病院が設置され、がん対策基本法に基づいた「がん対策推進基本計画」の中で、がん登録の推進が掲げられており、『院内がん登録』が義務付けられています。
 『院内がん登録』をすることにより、罹患数の他に進行度や生存率など、がんにまつわる統計に役立つ情報を得ることが出来ます。登録により集められたデータを国立がんセンターへ報告することで、以下の4つの活用が期待されています。

  • 他の病院との比較によりがん医療の質の向上を図る
  • 全国集計によりがん医療を提供する医療機関の実態把握を行う
  • 適切に公表することによりがん患者及びその家族等の医療機関の選択に役立てる
  • がん対策の企画案やがん医療の分析及び評価を行いがん対策の充実を図る
 また、法制化に伴い2016年1月より『全国がん登録』制度が開始されました。これらは、拠点病院に限らず全国の病院および指定された診療所は法に基づき届け出が義務付けられております。国内におけるがんの罹患の状況を把握するため、国が必要な情報を収集し、患者さんの情報を一元管理していきます。
 がん診療の質の向上と、がんと診断された患者さん・ご家族の支援を目指して取り組んでおりますのでがん登録へのご理解とご協力をお願い致します。
個人情報に関しては、その必要性から個人情報保護法の適応除外の事例に該当するとされていますが、セキュリティや情報漏洩がないよう十分配慮しながら活用されています。

※登録対象※
上皮内がんを含む全ての悪性新生物、白血病や悪性リンパ腫等の血液疾患や良性脳腫瘍を含みます。
入院・外来問わず、自施設において初回診断された腫瘍を一腫瘍一登録します。